「暗い人」と思われてしまう原因と脱却するための方法を解説
あなたは周りから「暗い人」と言われた経験はないでしょうか?
この記事に興味を持たれた方は少なからず自分自身の“暗さ”を気にしている方だと思います。
暗いことで周りにどんな影響があると思いますか?
まず暗いことで相手のエネルギーを奪います。
暗い人と接していると気分が下がっていくので、疲れやすいなと感じたり、何か身体が重いなと感じさせてしまう場合があります。
暗い人との関わりを避けようとすると、人はどんどん離れていきます。
人から暗い人と思われてしまうとコミュニケーションも上手くいきません。
あなたが“暗い人”と自覚している、または周りからそう言われるようであれば、すぐに改善することをお勧めします。
この記事では暗い人の特徴と改善するためのコツを紹介しています。
改善したい方はぜひ参考にしてみてください。
暗い人の特徴とは
実際「暗い人」というのはどんな人でどんな特徴があるのか見てみましょう。
改善するためにもその暗さの原因を知ることが必要です。
ネガティブな発言や考えをする
暗い人の特徴のひとつとして、物事をネガティブに捉えたり発言するということがあります。
悪い方へ悪い方へと考えてしまう癖があります。
「上手くいかなかったらどうしよう」「どうせ失敗する」「やっても無駄」
という思いに捉われているので気分も上がらないし、やる気も起きにくいです。
そういう思考を元に行動するので、暗い雰囲気を作ってしまいます。
人から指摘をされるとネガティブに捉え「どうせ自分はダメだ」という考えをしてしまい落ち込むといったのも特徴として上げられます。
声が小さく聞き取りにくい
暗い人はネガティブな思考でも分かる通り、自分に対して自信がありません。
自分の意見や考えを人に聞かれたくないという思いがあるので、声が小さくなります。
自分の意見を聞いて何て思われるのか、こんな意見で大丈夫なのか、
いろいろ考えてしまい、相手にしっかり伝えるということに気が向かなくなります。
相手からすると何を言っているのかよく分からない、聞き取りづらい、いちいち聞き返さなくてはいけないという思いにさせてしまうので、話しかけられにくくなってしまいます。
やがて孤立していくということにもなってしまいます。
家にいることが多い
暗い人の特徴として家で過ごすことが多いという特徴があります。
「家で過ごしている人は暗い」ということではなく、家の外に出ることで精神的に疲れてしまうのです。
外に出ればいろいろと影響を受けることが多くなります。
誰という訳ではなく周りからの視線を気にしたり、知り合いに合うかもしれない。そういったことで変に気を使うことを億劫に感じてしまいます。
そのため誘われても断ることが多くなり、「ノリが悪い」という印象を持たれてしまいます。
他人への興味が少ない
暗い人は基本的に他人への興味は少ないと言えます。
人に対して関心を持たないし、人から干渉されたくないという思いがあります。
自分から話しかけることはしないし、話しかけられても一言、二言返すだけになったり、相手との関わりをなるべく避けようとします。
主に自分が大事になってくるので、結果的に他人に協力しようとか喜んでもらいたい、助けになりたいという気持ちが薄く、人と距離をとろうとするので、周りも関わろうという気持ちが無くなってしまいます。
自分を表現するのが苦手
必要なこと以外は話さないので、コミュニケーションをとることには慣れていません。
そのため人とどう接していいか分からなくて戸惑ってしまうということがあります。
自分の気持ちを話したり、表現することに苦手意識を感じているので、失敗したくない、変な自分を見せたくないといった心理も働きます。
ある意味でしっかりした自分を見せなければいけないという真面目な性格ともいえますが、気難しい人と思われたり、不機嫌な印象を与えてしまうので付き合いにくい人だなと捉えられてしまうでしょう。
暗い人は自信を失ってしまっている
暗い人にある根本的な原因は自分に対して自信がないことです。
人との関わりが苦手で避けるのでコミュニケーションにも苦手意識があります。
自身のコミュニケーション能力以外にも容姿や声質など色々な面でコンプレックスを感じて
人よりも劣っていると捉えてしまうので自信が持てないのです。
その他に、過去の失敗経験や苦い思い出などが原因になることもあります。
傷つくようなことを言われてショックを受けたり、すごく恥ずかしいような思いをした経験があると、その経験が恐怖となって自分を表に出せなくなってしまいます。
今現在と過去は違うのだという認識を持つことが必要になってきます。
暗い人の良い点
周りから暗い人という印象を持たれてしまうと、人生において何かと損をすることが多いです。
周りに声をかけられないおかげで、協力やアドバイスが得られず一人で抱え込むことが多くなってしまうでしょう。
周りからも声をかけてもらえないことで孤独感を感じてしまいます。
その場に居づらくなってしまい、ひどくなると仕事を辞めることになったり、コミュニティから外れるようなことになります。
しかし暗い人にも良い点はもちろんありますし、そういう人の方が相性が合うという人もいます。
暗い人が持つチャームポイントは何があるでしょうか。
物静かで聞き上手
「暗い人」は自己主張しない分、話を聞いてくれるところがあります。
静かに話を聞いてくれると話し手としては受け入れてくれる感覚があるので、人によっては話しやすいと思えるでしょう。
また同じように大人し目の人にとっては話しかけやすい存在でもあります。
明るくグイグイくるような人は苦手という人もいるので、暗い人は変に気を使わず気軽に話せる感覚があると思います。
相性があえばお互い何でも話せるような関係にもなれるでしょう。
思慮深い性格で安心感がある
聞き上手であるところで、話をよく聞いてくれるという安心感を感じることがあります。
他人に興味がないところがあるとはいえ、根が真面目なので聞いた話に対して、相手の気持ちを考えたり、想いを汲み取ろうとしてくれます。
また、周りの目や人の評価を気にする分、周りの人に対しての観察力があります。
その分、核心をついたコメントや考えを発言するときがあります。
「あぁなるほどな」と言われて気付くことがあるので、話していてためになるなと感じる時もあるでしょう。
また暗い人は落ち着きがあるので、一緒にいて楽にいられるという良さがあります。
明るい人になるためのポイント
「暗い人」から「明るい人」へ印象を変えていくためには、考え方を変えていく必要があります。
考え方や思いが行動を作っていくので、その根本の気持ちや考え方を変えていくことで行動も変わり「明るい人」という印象を持たれるようになっていきます。
そのためのポイントを紹介していきます。
ポジティブ思考に変える
まずはネガティブ思考からポジティブ思考に変えていきましょう。
ポジティブに捉えることで心に余裕がでてきます。
心に余裕ができると表情にも現れるので明るい印象を持たれやすくなります。
ネガティブな思考からポジティブな思考に変えていくためには、自分の良い所を認めて褒めるということが大切です。
ネガティブ思考だと自分の良いところがなかなか見つけられない、良いところと捉えられないと考えてしまいますが、敢えて良いところを見つけそれを受け入れるように意識しましょう。
そして徐々にポジティブに捉えるようにしていくと良いでしょう。
素直に話すようにする
「暗い人」は考えすぎで深刻に捉えてしまうことがあります。
深く考えすぎて言葉にできなかったり、言った後のことをあれこれ心配しすぎてしまい話せなくなることも。
思っていることを素直に話すようにすると良いでしょう。
特に嬉しい時は「嬉しい」、楽しい時は「楽しい」と感情の表現を素直に出せると、相手にもどう感じているのかが伝わります。
何を考えているのか分からないという不安や、誤解が無くなり理解してもらえるようになるし、感情表現が豊かになると明るい印象を持ってもらえます。
素直に感じていることを口に出すというところから意識していくと良いでしょう。
すぐにでもできる改善方法
考え方や気持ちを変えていくには、直ぐには変えられないところがあると思います。
意識をしながら徐々に変えていく部分ではありますが、他にすぐにでも取り組める改善方法もあります。
行動を変えることで気持ちを変化させていく訳ですが、少し注意すればできる事なのですぐにでも取り組んでみましょう。
背筋を伸ばして目を見て話をする
猫背の姿勢だと視線が下がって、自信なさげで暗い印象を与えてしまいます。
背筋を伸ばし、相手の方をまっすぐ見るということを意識してみましょう。
さらに相手の目を見て話すことで、堂々とした印象を与えられるし、伝えたいことも伝わりやすくなります。
明るい挨拶、返事を徹底する
自分から声をかけたくてもかけにくい、何も話すことが見つからないから話しかけることを躊躇してしまうということがあると思います。
そんな時でも明るい挨拶と返事をするよう心がけてみましょう。
明るくあいさつするそれだけで明るい印象を持ってもらえます。
また返事も然り。はっきり返事をすれば印象が良くなります。
自分から話さなくても、相手から話しかけてくれるようになっていきます。
明るい人に代わるためには成功体験が必要
ここまで紹介してきましたがいかがでしょうか。
「暗い人」は根本の原因として自信がないのです。
自信を付けていくためにはどうしたら良いか。
成功体験を積み重ねていくことが大事です。
失敗を恐れて何もしなければ心はどんどん弱くなって自信も付きません。
成功体験を増やしていくために、チャレンジが大事です。
コミュニケーションが苦手であるなら、これまで紹介してきたコツを活かして積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。そこで成功する体験が得られます。
そうしたことの積み重ねが自信になっていきます。
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より成功体験を確実にしていくために、行き当たりばったりでは成功をつかみにくいのが現状です。
日常で実践していく前に練習しておくのもひとつの手です。
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