【体験談あり】大人の吃音症の原因と解決方法とは？

大丈夫です。吃音症は、絶対に治ります。

吃音症、辛いですよね。。

相手にどう思われているんだろう？とか、吃るのが怖くて話したくないやとか、吃音の事で笑われたりとか。

馬鹿にされたり、周りの反応を気にしたり、吃音の事を気にしすぎてしまって、本来は楽しいはずのコミュニケーションも苦痛になってしまい、自分から話しかけるのが苦手になってしまいます。

吃音症で悩んでいる人も簡単に治せる方法があります。

１０年以上、私は吃音症で悩んでいました。そんな自分だからこそ分かる経験を通じて、少しでも力になれたら嬉しいです。

吃音症とは

吃音症って言われても何かよく解らない人もいます。

吃りとか言葉が詰まる、テレビドラマで有名な【裸の大将放浪記】や映画の【英国王のスピーチ】って表現した方が知ってる人も多いと思います。

吃音症は、子供で２０人に１人、大人で１００人に１人発症すると言われています。

有名なアナウンサーやテレビに良く出てる芸能人にも実は沢山いて、吃音症は身近な症状なんです。

世の中ではまだ、理解されていない一面もあるため、笑われたり、馬鹿にされたり、差別をされることも多く、吃音者の中には、生きずらさを感じてる人は多くいます。

吃音症とは、言葉をスムーズに発することが出来ない·なめらかに話すことが出来ない状態です。

他にもさまざまな症状があります。

吃音症の症状

吃音症は様々な種類があります。以下の①～③の例を見ていきましょう。

①音の繰り返し　　例 ぼ·ぼ·ぼ·ぼくは 

言葉の最初の部分を何回も繰り返す。

僕の症状は「①音の繰り返し」でした。

３つの中でも１番吃りだと分かる症状です。

吃りの初期に多くみられます。

②引き伸ばし　　例　ぼーーくは

引き伸ばしも吃りの初期に多く見られる症状です。「ぼーーーくは」のように初めの音を引き伸ばす話し方です。吃音症以外の人には、あまりみられない症状です。

言いたいことがあっても、最初の言葉が出てこなくて、力をこめて話す話し方です。

③難発　　例········ぼくは

題目の通り、つまって音が出てこない。「・・・・ぼくは」のように初めの言葉が詰まって出てこないものです。

なかなか、初めの一音が出てこなくて一音が出れば後は割と話せるので、周りの人は、考えていると思い吃音だと分からないことが多い症状です。

２～５歳ごろに発症する事が多いです。

周りから吃音症だと分かってもらえにくく、難発が一番つらいと言われています。

吃音症をもっていると、まわりから笑われたり、からかわられたりすることがあるため話すことが恥ずかしいという意識が芽生え、言い換えたり、無言になることで吃音症であることを隠すようになります。

他には、①と③番の両方の症状が出ているような、合併症状の場合もあります。

人によっていろんな症状があります。

以上の３つが主な症状です。

吃音症の発症時期

言葉を発するようになってくる2歳～４歳ごろに１０人に１人ぐらいの割合で発症すると言われています。

新学期などの行事や変化があると調子が悪くなり、時間がたつと良くなってくるなど、吃音症には波があります。

お子さんの成長とともに良くなっていくともいわれています。　その為には、周りの良い環境が必要です。

１００人に１人ぐらいの割合ですが大人になってから発症するという方もいます。

僕は、大人になってから発症しました。割合としては、あまり多くはないですが、僕は、隠している人もいると思っていて、割合はもっと多いと思います。

吃音者が発症しやすい状況

吃音症は、いつも出るわけではありません。緊張をしてると症状が出やすいという人もいます。

個人によって違いはありますが、主に以下の３つの事で発症しやすいと言われています。

吃音を気にしすぎた時

吃音症に対して周りから指摘されて、気にしてしまってる時や、普通に「話そう話そう」とする思いが強くなって余計に意識をしてしまい症状が悪化する場合があります。

緊張や不安を感じた時

大勢の前でのスピーチや会社のプレゼンなどの場面では、緊張や不安から吃音の症状が酷くなることもあります。

発するのが苦手な言葉がある

発する事が難しかったり苦手な言葉があります。その言葉を言わなければいけない時に吃音になりやすいです。

自分は、さ行が言えなかったですね・・・。言えない言葉や言いにくい言葉は自分で分かっているので、いろいろ工夫したりしますね。

大人の吃音は、分かりにくい

吃音の症状を長年付き合って生きてることもあり、言い方を言いやすく工夫するようにしている方が多くいます。

僕は、知ってることでも吃りそうな時は、分かりませんなど言いやすい言葉に言い換えたりするなど目立たないようにしてた事もありました。

言い換えたり工夫することは悪いことでは無いです。でも、根本的に吃音症を改善し、コミュニケーションを楽しめるように改善を進めていくことが重要です。

大人の吃音で困ること

僕は、電話や大勢の人の前でのスピーチが苦手ですね。相手の反応を気にしすぎてしまって、症状が出ることが多いですね。他には、来客時の対応や急に意見を振られた時などに症状がでてしまいます

吃音症の原因

吃音は「小児期発症流暢症」と呼ばれる「発達性吃音」と、神経的疾患やストレスなどによって発症する「獲得性吃音」に分類されます。

ほとんどは、子供の時から発症する発達性吃音であるとされます。

「小児期発症流暢症」

 吃音の9割は小児期発症流暢症に分類されます。

2歳から4歳の頃に発症することが多く,成長につれ解消する人も多いと言われています。

「獲得性吃音」

 獲得性吃音は、神経的疾患や脳損傷などにより発症する「獲得性神経原性吃音」と、ストレスや外傷体験で生じる「獲得性心因性吃音」に分類されます。

自分は、ストレスが原因だと思うので「獲得性吃音」だと思います。

でも、まだ詳しい原因は解っていません。

上にあげた以外にも原因は沢山あるのかも知れないですね。

克服方法・治療方法

環境調整

吃音者、本人ではなく周りの対応を変えることで話しやすくなるようにすることです。

吃っても最後まで聞くようにしたり、吃音に対して周りが理解をしてあげることが大事になってきます。絶対に吃音者の真似をしたり笑ったりすることは良くないことです。

改善トレーニング

改善トレーニングはいろいろありますが、やりやすいのは腹式呼吸です。

腹式呼吸をすることで気持ちを落ち着かせることができ、吃音の症状を和らげることに繋がります。

僕は、１冊数万円するテキストを買いましたが治らなかったです。

これを飲めば治るという薬も無いです。

吃音症の治療方法は、たくさんありますがまだ、確立されていないのが実際の所です。

 自分の意見ですが···· 吃音症だという事を忘れる·ゆっくり落ち着いて話すのが１番効果があったと思います。

 今でも、吃ってしまうことはありますが····その時は、ゆっくり落ち着いてを意識します。 

 自分が吃音症ってことを話す前に相手に話すことも効果がありました。

吃音者と接するときに知ってほしいこと

吃音症の事を知ってほしい。理解してほしいと強く思いますね。

吃音症は、なりたくてなった病気では無いです。誰でもなる可能性もあります。

もし、自分がなったらとか考えて欲しいです。

吃音の自分が強く言えることは、吃音の症状が出ても笑ったり、馬鹿にしないでほしいですね。

吃音者は、普通の人が思ってる以上に、気にしてしまうからです。

体験談

悔しい。

僕は、社会人になってから吃音症になりました。

学生時代は、吃音症の後輩がいて吃音症の事は知っていましたが・・・自分は、普通に話せていたので自分が発症して言葉が出なかったときは、ショックでした。

吃音症での苦い経験は、何年たっても忘れる事は無いです。

吃音症は、ほんとに辛いです、死にたいって思ったこともありました。  笑われたり、馬鹿にされることも多いです。

言葉が出てこなくて上手く自分の意見を話せないので周りに自分の意見が伝わらないので会社での評価も低いです。

吃るのが恥ずかしくて自分から話したくないって思うようになりますし、内向的になり自己表現が出来なくなります。

自分の事を責めるようになり凄く嫌になりますね。

 でも、今は違います。 

吃音症の事で内向的になったりしなくなりました。

それは、笑われたり、馬鹿にされたことを悔しいって思えたことですね。

悔しさがあったから、治す為に自分からいろんな行動が出来たんだと思吃音症の克服には実践が大事

「コミュニケーション能力を高めて自信を持つ」

コミュニケーション力が付いたら自信がついて

吃音症も気にしなくなります。

そこで、吃っても気にしないことが大事です。

吃ったからダメではなくて、何回も実践していくことが大事だと思います。

何回も実践した方が克服出来るスピードが早くなりますよ。

コミュニケーション講座の体験レッスン実施中！ 

吃音症でずっと変われないのでは？とお悩みの方へ。本やYoutubeなどから得た知識で練習してみたものの、どうにも自分だけではうまくいかないなと悩んでいる方にはコミュニケーション講座の受講をオススメします。

吃音症の原因は人それぞれ違います。プロの目から見てあなたのどんなところが課題で、日常でどういうことをやっていけばいいか課題を明確にしていきます。

課題をもとに様々なことを実践してもらいます。更に実践したことへのフィードバックがあるので、より効果的にコミュニケーション能力を高めることが出来るでしょう。

また途中で嫌になったり、挫折しそうだと不安に思う人にも力強いサポーターにもなってくれます。

アトリエシャンティのコミュニケーション講座は、少人数制のレッスンで一人ひとりの課題に合わせ専属講師がしっかりサポートします。

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