プレゼンでの話し方のコツとは?8つのコツでプレゼン改善
プレゼンって難しい そう感じているあなたへ
プレゼンでは本番の話し方が大切です。
たとえプレゼン資料が完璧だったとしても肝心の話し方がまるで出来ていないと折角のプレゼンが台無しになってしまいますよね。
だからこそプレゼンでのポイントは話し方にあります。
プレゼンを成功させる話し方はまず聞き手を意識する事が大切です。
聞き手の目線に立って聞き手が聞き取りにくい話し方をしないように心掛けましょう。
プレゼンでうまく話す為の下準備 その1
プレゼンでうまく話す為にはまず下準備が重要です。
まず事前準備をしておくことによって本番でも自然体でいられます。
聞き手が聴きやすく分かりやすい伝え方が出来るようになるためにまずは以下の下準備を行うと良いです。
①声出しをする
プレゼンが苦手な人の中には、まず声を出すこと自体が苦手な人もいます。
もし、自分が大きな声を出すことが苦手と感じているのであればまずは普段から声を出すことを意識してください。
できないことをできるようにする為には意識して繰り返し行う事が大切です。
②慣れないうちはメモを用意しておく
人前で話すと頭が真っ白になったり伝える事が上手く出来ずに話すことが苦手な人は、メモなど紙を用意しておくことをお勧めします。
まずは要点だけでも良いので書き出しておくといざという時に分かりやすいと思います。
慣れるまでは時々メモを見るなど自分を落ち着かせるためのアイテムと思って持っておくと良いです。
③自分が話している様子を動画に撮る
自分が話している様子は意外と自覚できないものです。
みなさんも自分が映っているビデオを見てこんなふうに見えているのかと愕然としたことはないでしょうか。
実際に自分が映っている様子をスマホなどで動画を撮る事によって自分の悪い癖や声や身振り手振りなどのしぐさまで理解できるでしょう。
動画を見てみて自分の悪いところを治すようにしましょう。
プレゼンでの話し方8つのコツ
ここからは実際にプレゼンで役立つ話し方について8つのコツについて紹介したいと思います。
プレゼンテーション中や根本的な話し方のコツについて紹介します。
プレゼンでの話し方のコツ①:声に抑揚をつけてゆっくり話す
自分が話している様子を動画に撮るとよく分かるのですが、プレゼンが苦手な人に自分が話している様子を見てもらうと思った以上に早口で話していることがあります。
聞き取りやすい声で話すというのはプレゼンの基本です。
人前に立つと緊張したり話すことが不安になるのはよく分かります。
そんな人はまずゆっくりはっきりと話すことを意識すると良いでしょう。
早口になりそうだったら一旦深呼吸をしたり間を取る事が効果的です。
また、何か印象付けたいときは大きな声でゆっくり話すことにより相手に印象付けることが出来ます。
プレゼンで少し慣れてきたと感じたら取り入れてもらうと良いでしょう。
プレゼンでの話し方のコツ②:ボディーランゲージを取り入れる
話すことが苦手な人はボディーランゲージを取り入れてみてください。
人間の情報は視覚から得る情報が一番多いです。
話すことが苦手だとしても手を動かすことは出来ます。
大きな手振りはそれだけで人の目を惹き付けます。
声が小さい人や気の弱い人は体を動かすだけでも大きなインパクトになります。
プレゼンでの話し方のコツ③:間を楽しむ 間を使いこなす
プレゼンに慣れていない人にありがちなのが沈黙の間を怖がってしまい、何か話さなくてはと考え込んであせってしまい話している本人も何を話しているか分からない状態になってしまいます。
しかし、プレゼンには時として沈黙の間が必要な時もあるのです。
例えば「○○についてみなさんはどう思いますか?」など聞き手に質問を投げかけた後に間を挟むことによって聞き手に考えさせる事が出来ます。
プレゼンをただ何となく聞いていた人は話し手が話すのを止めたことによってはっと我に返り話し手に意識が向くでしょう。
間は相手の気を惹くことに有効です。
例えば「○○で一番大切なのは…(間)○○です」など一番伝えたい事の前に間を置くことによって間の後の言葉にインパクトを与える事が出来ます。
プレゼンでの話し方のコツ④:話のポイントを明確にする
プレゼンではゴール設定をする事が大切です。
みなさんの周りにも延々と喋り続ける近所のおばちゃんっていませんか?
よく話すおばちゃんって話を聞いているとゴールのないままだらだらと話続けていく様子を思い浮かべると思います。
この時話を聞いているあなたはどんな気持ちになるでしょうか。
プレゼンでも同じことが言えます。
何を伝えたいのかゴールのないプレゼンは聞いていてあきやすいし、何を伝えたいのか分からなくなってしまいます。
聞き手に伝えたいテーマはシンプルにしてプレゼンが終わった後のゴールを明確化させましょう。
プレゼンでの話し方のコツ⑤:自分の視線を意識する
よくないプレゼンの例として原稿やPCばかり見るプレゼンがあげられます。
プレゼンに自信がなかったり人前で話すことが苦手な人にありがちなのですが、「原稿通り話さなくては」という気持ちが強くなり聞き手を置いてけぼりにして話すことばかり意識してしまう人がいます。
プレゼンで大事なことは自分が伝えたい事を聞き手に伝える事です。
自分が話したい事を話すことではありません。
だからこそ自分の目線ひとつでも相手に伝える為に聞き手の目を見たり会場の隅々まで届くように見渡すことが大事です。
プレゼンは気持ちを伝える事です。
気持ちを伝えるために視線は意識しましょう。
プレゼンでの話し方のコツ⑥:誰もが分かる言葉を選ぶ
プレゼンは難しい言葉を使わなくてはと思いこんでいて、いわゆるカタカナ英語を多用する人がいます。
例えば「エビデンス」や「アウフへーベン」など難しい言葉を使うと聞き慣れていない言葉なので、聞き手によっては言葉の意味が理解できなくてチンプンカンプンになってしまう人もいます。
専門用語や難しい言葉を使う時は事前に聞き手はどんな人が来るか把握しておくと良いです。
例えば、専門用語を用いるとしても聞き手が専門的な内容を理解しているのであれば用いても良いです。
逆に聞き手が素人や自分が話す事が聞き手の専門外の分野であれば用語の説明を丁寧にしてみたり、聞き手にとって聞きやすいプレゼンをするのが大事です。
プレゼン一つでも聞き手をもてなす気持ちが大事です。
できるだけ平坦な言葉を使うことで聞き手は内容が頭に入りやすくなるでしょう。
プレゼンでの話し方のコツ⑦:「えーっと」、「あのー」などの繋ぎ言葉を減らす
言葉に詰まった時に無意識的にでる「あー」や「まぁ」など意味を持たない言葉のことを「ドッグワード」と言います。
皆さんの周りにもこのドッグワードを多用している人もいると思います。
プレゼンでも日常の雑談でもこのドッグワードが多い人の話しは聞きづらいと感じると思います。
実際ドッグワードが多いプレゼンは聞きづらく心に残りにくいです。
なんとなく自分の話し方にあてはまる人はまず意識して減らすことが大事です。
自分が話をしていて「あー」、「まぁ」が出てきていると感じた時は一旦話を止めて落ち着くことも必要です。
プレゼンでの話し方のコツ⑧:語尾をはっきり言う
自分に自信がない人と語尾が小さくなる事が多いです。
語尾が小さくなると単に聞き取りづらいだけでなく自信がないことが聞き手に伝わり変な緊張感が伝わってしまいます。
初めのうちは意識しないと語尾を言い切る事は難しいと思いますが、「です」、「ます」など頻繁に使う語尾をはっきり言う事ができるだけでもプレゼンの印象が変わるので出来るところから挑戦すると良いでしょう。
話し方のコツは様々だけど実践練習が大切
プレゼンでの話し方のコツについて紹介しました。
プレゼンでのコツはたくさんあって中々全てのコツを実行するのは難しいと感じたかもしれません。
しかし、プレゼンでの話し方を変えていくには少しずつ取り組む事が必要です。
実際この記事を見ただけではあなたのプレゼン力はあがらないでしょう。
なぜならあなたはこの記事に書いてあるコツをまだ実践してプレゼンをしていないからです。
スポーツや習い事と同じく参考書を読んだだけでは書いてある事を実行できない人が殆どです。
イチローみたいに天性の才能があれば話は別かもしれませんが、大抵の人は読んだ内容を練習して本番でも取り入れていくことが必要です。
そして本番でも取り入れたら出来るようになるまでやり続ける事も必要です。
実際練習したことが全て本番で活かせればよいのですが、活かせるところもあればやってみたけど上手くいかない事もあるでしょう。
大事なのは実践を続ける事と上手くいかなかったときに「何故うまくいかなかったのか」自分を分析する事です。
実践→分析→実践→分析のサイクルが大事です。
これを根気よくやり続ける事がプレゼンの一番のコツかもしれません。
しかし、自分で自分の事を分析するのも中々難しいですよね。
自分の中ではうまくやっているつもりでも他人から見れば全然できていなかったり出来ていない事は分かっていてもどう直せば良いか分からない人が大半だと思います。
実際に話し方を変えたいのであれば話し方教室に通う事が最も手軽に成長することが出来ます。
プロの視点であなたのプレゼンでの話し方の改善点や日常会話から治した方が良い改善点などありとあらゆる点を見直すことが出来るので的確なアドバイスを取り入れて最もあなたにあった練習方法まで見つけることが出来るでしょう。
話し方教室の体験レッスン実施中
アトリエシャンティの話し方教室では、実践トレーニングを中心としたグループレッスンや1人1人に合わせた個別指導レッスンを行っているためあなたの悩みを解決することが出来ます。
プレゼンでの話し方に困っている方であれば大勢の前で話す機会やスピーチを鍛えたい人向けのメニューもあるのでまずは体験レッスンからお気軽にレッスンを受けてみてください。
名古屋校・各務原校・北陸の富山で体験レッスンを開催しています。
詳しくはこちら。